2019/06/16
境内に団子屋があるという、なかなか異例なお寺。
宗派は真言なので、本堂横に大師堂がある。
まず入口には、仁王が守る門がある
しこから少し先、左手にはこのような門が。
場所的には黒門のあたり。
右手にはこのようなヒノキ林があり、
山の高いところにあるお寺という感じの自然が広がっている。
そしてこれが、話に聞いた階段の中腹。
ふむ。たしかにそこそこ段数はあるが、
山登りと比べると大したことはない。
この日は車に乗ってばかりだったので、中間までは1段飛ばしで駆け上がった。
さすがに、息が上がります。
そしてこちらが本堂。
人が居ません.....。
なんだろう、この整った空間と、移してはいないけれど山側の雰囲気。
また、山の上にあるゆえの雑音のなさ。
とても静かで、とても厳かで、心落ち着く良い場所だった。
こちらでは、絵馬ならぬ風鈴に蓋をぶら下げてお願いをするようで。
全ての風鈴が音を立てるとさすがにかしましいので、
一部の風鈴が音を立てるようになっているみたい。
なかなか風流な眺めだった
。
団子屋に行く途中、居並ぶ鳥居。
二葉神社らしい。
お寺に神社?という声が漏れ聞こえたが、神仏習合の寺は山ほどある。
同じ真言の四国八十八か所も、境内内に神社があるお寺は少なくない。
そもそも天皇が神道で。
その天皇の命で寺院が建立されているわけだから、
寺が神社を否定するなんてことがあるはずもない。
ということで、お寺に神社は特に珍しくなく、
天皇の命で多くのお寺を建てた真言系は、特にその傾向が強いかもしれない。
ということで、なかなか気持ちの良いお寺でした。
聖武天皇と行基菩薩さまさまであります。